楽天ビックバン!新料金プラン「楽天アンリミット(UN-LIMIT Ⅶ)」

MNOキャリア情報

楽天経済圏のモバイル部門で通信事業の提供を行なっている楽天モバイル
楽天モバイルは2020年3月3日MNOの参入をプラン発表
当時「楽天ビックバン!」と銘打ったモバイル料金プランの常識を覆すプランは
「楽天アンリミット(UN-LIMIT)」
0円から使えるプランとしてライトユーザーやサブスマホの利用として人気が高く契約者数も好調であった

今回はその三回目の変更となる「楽天アンリミット7(UN-LIMIT Ⅶ)」は
簡単にまとめると

1GB未満の利用料0円/月が廃止
楽天市場でのポイント還元アップ

となっている

楽天モバイルはMNO参入と合わせ3大キャリアに対抗するプランはシンプルに1つのみ
「楽天UN-LIMIT」0円〜2,980円/月が魅力だったのにどのように変わっていくのかを整理していきます

詳しくはこちらから楽天モバイル

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楽天モバイル料金プラン「0円廃止」

三木谷社長「ワンプラン以外出すつもりがない」との事で,新プランは「楽天アンリミット(UN-LIMIT)」料金は月額0〜2,980円の段階式料金プランの1つのみ。

当時このように大きく発表を行なったが,2022年5月13日の楽天グループの三木谷浩史社長は決算発表会で「0円でずっと使われても困る」と本音を漏らした

これにより新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」では
データ通信量の段階性プラン「1GB未満は月額0円」を「0〜3GBまで月額1078円」に変更となる

新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」は2022年7月から自動更新され
その代わりに楽天モバイル契約者は楽天市場でのポイント還元が「最大6倍」まで増量される

データ通信量は無制限(UN-LIMIT)

楽天回線エリアは完全データ使い放題/楽天エリア外は5GBまで利用可能。超過した場合の速度制限は1Mbpsとなる。

パートーナーエリアを使用する場合は5GBまでとなるため,地方地域の利用者は注意が必要。メイン利用で考えるなら契約前に楽天回線エリアのチェックは必須と言える。

通話は「楽天LINK」アプリを通して利用すると「かけ放題」海外通話も激安!

楽天リンクからの利用は国内通話かけ放題(楽天LINK→他社携帯会社や固定電話への通話)

楽天LINKアプリはiPhoneは一部使用方法が異なりそのままかけ直してしまうと,通話無料とならないため,別途通話かけ放題オプションを検討するのも良いでしょう
他社が「10分以内の国内通話かけ放題」を楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VII」では15分に変更
料金は月額1,100円となっている

国内から海外利用は「国際通話かけ放題」オプション980円/月を追加することでかけ放題となる

更にEメールアドレスでは楽天ドメイン(@rakumail.jp)の提供開始します

楽天モバイルは制約無し

楽天モバイルの取り扱い機種については「シムロック」ありません

利用契約に関しても「最低利用期間」・「契約解除料」を無し

楽天モバイル販売端末一覧

楽天経済圏の動き

地球のあらゆるところで利用可能なモバイル通信(4G・5G対応エリア拡大)を構築すると宣言した。

楽天モバイルのビジネス戦略

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楽天エコシステム

楽天経済圏と呼ばれる総合サービスを提要しており,国内外において、Eコマースを中核に、トラベル、デジタルコンテンツ、通信などのインターネットサービス、クレジットカードをはじめ、銀行、証券、保険、電子マネーなどのフィンテックサービス、さらにプロスポーツといった多岐にわたる分野で70以上のサービスを提供しています。これらサービスを、楽天会員を中心としたメンバーシップを軸に有機的に結びつけることで、他にはない独自の「楽天エコシステム(経済圏)」を形成している

シームレスな組織作り(グローバルな組織)

40カ国の優秀なエンジニア・マーケットで組織され,楽天の競争力の根幹を成すのが、多様な人とアイデアがオープンに行き交う企業文化があります。社内公用語を「英語」にしたことで,世界70ヵ国以上の多彩な経験や能力を持つ優秀な人材が集まってきています。ネットワークオペレーションもAI活用し全てを効率化しています。

完全仮想化ネットワーク

600万機器が繋がりネットワークを構築していた仕組みを完全クラウド化の構築を目指している。

  • ネットワークアーキテクチャー
  • インターネット0・ネットワークを自動化(適正化)
  • エッジデータセンター(オープンハードウエア)
  • アルティオスター製の基地局
  • セキュリティーアーキテクチャー(ゼロタッチネットワーク)
  • 5G通信は2020年6月提供開始「TRUE 5G」

楽天モバイルのエリアカバレッジ(基地局数)

2021年の楽天モバイル契約者数は500万回線突破

2021年発表(4G野外基地局設置数)
2021年計画値:13,463局
2022年計画値:17,520局

2021年9月時点:30,055局

楽天は人口カバレッジでは無く,エリアカバレッジを目指しており,人口カバー率は

2020年4月9日時点:23.4%
2021年9月30日時点:94.3%

大きく計画を上回る進捗で改善されています

これによりパートナーエリア(KDDI回線)でのローミングサービスを終了し自社回線に切り替えが行われています

グローバルテクノロジーコラボレーション楽天モバイルASTとの業務提携

海外進出の状況は,世界の通信環境をAST社と共に構築しています

AST社 アーベル・アヴェラン氏が画期的な宇宙(スペース)モバイル計画について説明。

楽天スペース(宇宙)モバイル

現在の衛星電話と地上基地局(グランドステーション)を融合したもの,基地局自体を宇宙に飛ばし,モバイル通信を提供する考えです

RCS(リッチ・コミュニケーション・サービス)

スーパーコミュニケーションアプリ「楽天LINK」は通話・メッセージアプリでだけではなく様々な楽天サービスをひとまとめにしたアプリケーションへ進化しています

楽天サービスへの窓口以外だけではなく,ミニアプリでゲームなども提供されています

楽天モバイル新料金プランとおすすめポイント

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