2020年6月1日より新プラン体制を発表。先日au(KDDI)との事業統合を10月に迎え、ミドルユーザーをターゲットに焦点を置いたプランとなった。
UQモバイルと同じソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」、第4キャリアと称する話題の「楽天モバイル(MNO)」の3社で比較。
UQモバイルの契約を検討している方の参考になればと思います。
まずは、UQモバイル新プランはこちらです。
UQモバイル
UQモバイル新プラン(2020年6月1日開始)
新プランは2種類、「スマホプランS」「スマホプランR」とシンプルになった。これにより6月よりプランLは申込み終了になります。
UQモバイル |
スマホプランS |
スマホプランR |
月額料金 |
1,980 |
2,980 |
月間データ容量 |
3GB |
10GB |
超過時速度 |
最大300kbps |
最大1Mbps |
※通話料(20円/30秒)
データくりこし可能
直近3日6GB以上の場合、翌日にかけて通信速度制限有り
UQモバイル新プランの別料金(オプションなど)
かけ放題はオプション扱い
・国内通話かけ放題(24時間いつでも)1,700円/月
・国内通話かけ放題(10分以内の通話)700円/月
・最大60分/月の国内通話500円
データ容量増量がもれなくついてくる!?
増量キャンペーン(2019年11月29日〜未定)が適用されるとさらに多くのデータ量を13カ月間無料チャージすることが出来ます
条件は通話オプション加入と「au ID」の登録でキャンペーンが自動的に適用されます。もちろん新プランでも適用します
プランS+1GB
プランR+2GB
もちろん余ったデータ量は翌月にくりこしされます。
そのほかの特徴
・節約モードあり
・契約解除料なし
・家族割もしくはUQ WiMAXとセット割「ギガMAX月割」でスマホ500円割引
(2020年3月18日〜BIGLOBE光とのセットも追加)併用不可
UQモバイル
UQモバイルとワイモバイル・楽天モバイルと比較
比較する前に楽天モバイルは先日MNOとなりデータ量無制限ではありますが,今回はエリア外の方が多いのでパートーナーエリア(KDDI網)利用という事で比較します。
【比較プラン】楽天モバイルプラン「Rakuten UN-LIMIT2.0」
Rakuten UN-LIMIT2.0 |
楽天エリア |
パートナーエリア |
国内通話かけ放題 |
アプリ「Rakuten Link」 |
アプリ「Rakuten Link」 |
データ容量 |
無制限 |
2GB→5GB |
通信速度制限時 |
※最大1〜3Mbps |
128kbps→1Mbps |
月額料金 |
2,980円 |
|
楽天エリア内で1日10GB利用後に速度制限がかかる報告がWebニュースなどアップされています。(数値については楽天非公式)
楽天モバイル
【比較プラン】2020年7月ワイモバイル新「M」プラン
ワイモバイルもUQモバイルに追従する形で2020年7月1日より「M」プランは1GB増量され、データ容量は同じになります。更に、「M」「R」プランの速度制限も1Mbpsに引き上げました。(現YMユーザーは自動的に適用されます)
ワイモバイル |
スマホ |
スマホ |
スマホ |
月額料金 |
2,680 |
3,680 |
4,680 |
月間データ容量 |
3GB |
9GB |
14GB |
超過時速度 |
最大128kbps |
最大128kbps |
最大128kbps |
今回の比較プランは同じ名前の「R」では無く,月額料金ベースで「M」プランを採用します。
Y!mobile
【比較】UQモバイル・ワイモバイル・楽天モバイル(楽天エリア外)
|
UQモバイル「R」 |
ワイモバイル「M」 |
楽天モバイル |
月額料金 |
2,980 |
3,680 |
2,980 |
月間データ容量 |
10GB |
9GB→10GB |
5GB |
超過時速度 |
1Mbps |
128kbps→1Mbps |
1Mbps |
通話かけ放題 |
別途オプション |
「10分以内」込み |
【アプリ】 |
表の通り3キャリアのポイントを抑えると、
UQモバイル :データ容量のくりこしが出来る、節約モードでデータ量をコントロール出来る。
Y!mobile:すでに10分以内の国内通話かけ放題が込みになっており、UQモバイルと比べると通話オプション分高い。
楽天モバイル :楽天回線エリアの問題がクリアになれば検討の余地有り。ただし、iPhoneは端末動作保証が無い。楽天専用アプリ「Rakuten Link」も使えない為、通話料が加算される。
今使われているポイントサービスでまとめる
料金だけだと差が無くなってきている。データ容量については楽天回線エリアが焦点となり自分の生活エリアが「楽天回線エリア内」であれば一歩前に出る。
ただし、エリアに不安が有るのであれば、au・ソフトバンクと大きな基地局を持つ「サブブランド」のUQモバイルやワイモバイル方が安心です。
決め手として、ポイント還元を着目するのも面白い。
UQモバイルはau経済圏の一部として、「auID」と連携し、「Pontaポイント」還元。ワイモバイルは「PayPay」と連携することが出来る。もちろん楽天モバイルも「楽天ポイント」還元対象。楽天経済内で広く使う事ができます。
コンビニを例に「ローソン」をよく使われるなら「Pontaポイント」が優遇されているUQモバイル
外食やショッピングで幅広く展開されている「PayPay」を使われるならワイモバイル
この様な選び方も出来ます。
キャリア選び失敗してしまったら…
今回紹介した3キャリアは新プランでは契約縛りは有りません。
事務手数料や転出手数料などは発生しますが、1万円程度でキャリアを変更出来ます。
今より安くしたいと考えているのであれば試してみる以外に方法は有りません。
試した結果、自分に合わないのであれば元のキャリアに戻る、または違うキャリアに切り替えてみるのが良いです。
UQモバイルとワイモバイル一歩も引かず・・・
Auとソフトバンクのサブブランド対決はどの様になっていくのでしょう。
一歩先出たUQモバイルですが、ワイモバイルも1ヶ月遅れで同条件に引き上げユーザーにとっては良い事です。これによりまたスタートラインが戻りましたね。
ちなみに私は楽天モバイルを個人的に契約しましたが、楽天エリア外の為,eSIM契約に変更してタブレットで(5GB)使う事にします。