2019年12月9日に中国Xiaomi(シャオミ)は日本スマホ市場に参入を表明。日本進出第1弾として予定されているスマホは「MI Note 10」と「MI Note 10 Pro」です。
販売は、AmazonのXiaomiストアで販売される
Xiaomi(シャオミ)とはどんな会社?
小米科技(Xiaomi、シャオミ)
本社:中華人民共和国北京市
2010年4月6日設立
創業者兼会長兼CEO
雷 軍(らい ぐん、レイ・ジュン1969/12/16)
シャオミの思想(キャッチコピー)
「Just For Fans」(中国語:爲發燒而生)
「ファンのために」シャオミが中国で熱狂的な支持を得ているのはこの思想から感じられます
シャオミの歴史
2011年
AndroidベースのスマートフォンMI-One(小米手機)を発売
2012年
MI-2(小米手機2)を発売
2014年
それまで中国スマホシェア1位だったアップルを抜いて中国シェア1位
(中国市場のみでの販売ながら世界的に見てもサムスン・アップルに次ぐ世界シェア3位の大手スマホメーカーとなった)
「中国のアップル」
創業者の雷軍は「中国のジョブズ」と称された「ユーザーが中心」を信条としており「米粉」(ミィファン、「シャオミのファン」と「ビーフン」をかけている)と呼ばれるファンクラブを組織し、ネットのコミュニティの他、リアルでも定期的にユーザーイベントなどを行っている。雷軍は米粉の間で「米神」と呼ばれてカリスマ的な人気を持つ
シャオミはスペックが実際にハイエンド品であることを証明するため、内部パーツの詳細や納入元などの情報を積極的に公開している
雷軍CEOは、 自社を「携帯電話メーカーではなく、ネットワーク会社だ」と位置づけていた。 共同創業者兼社長の林斌 (Lin Bin)は、シャオミをどんな企業に例えるかとの質問に対して、「Amazonが近い。だがわれわれはまったく新しい会社を目指している」と答えていた
2013年8月
GoogleのAndroid製品管理ディレクターであったヒューゴ・バラが副社長に就任した
2013年以降
中国国内ではシャオミの成功を見たファーウェイ・欧珀(OPPO)・歩歩高(VIVO)・魅族科技(MEIZU)といった競合他社がシャオミ同様におしゃれな低価格ハイエンド機を展開し、若者の心をつかんでシャオミのシェアを食い始め、2014年度の中国スマホ市場におけるシャオミのシェアはファーウェイに抜かれて2位となった
ネット専売のスマホとネットを用いたマーケティング
ネットを使いこなす大都市部のおしゃれな若者が主な支持層であったシャオミと同時期に進出したリアル店舗専売のスマホや地方都市の郊外のビルの屋上の看板などのリアル宣伝によってネットを使いこなさない地方都市の若者の支持を掴んだOPPOとVIVOによる「農村から都市を包囲する」戦略に侵食
↓
2016年にはシャオミの中国スマホシェアがHUAWEI・OPPO・VIVOに続く4位にまで下がった
2016年ごろよりスマホメーカーから家電メーカーへの転換
2019年日本スマホ市場参入表明 ←今ココ
シャオミのスマホは高性能
中国のアップルと呼ばれるシャオミのスマホは大きくハイスペックの「MI(小米)」シリーズとミドルスペックの「Redmi(紅米)」シリーズに分けられます。
日本ではMi Note 10からの発売となり、過去のスマホは日本では海外製SIMフリースマホと分類されている。
ハイスペックスマホ「Mi(小米)」シリーズ
Xiaomi Mi Note 10
Mi Note 10の魅力
- メインカメラ1億800万画素 5眼カメラ搭載
- 6,7インチ 3D曲面有機EL(AMOLED)ディスプレイ
- 画面内指紋センサー
- 5260mAh大容量バッテリー
- 30W急速充電器同梱
【公式】Xiaomi Japan 詳しくはコチラ
https://www.mi.com/jp/
シャオミ過去製品(〜2019年)
- Xiaomi Mi one/1s
- Xiaomi Mi 2/2s/2a
- Xiaomi Mi 3
- Xiaomi Mi 4/4c/4i
- Xiaomi Mi 5/Exclusive Edition/5c/5x
- Xiaomi Mi 6/6x
- Xiaomi Mi 8/8SE
- Xiaomi Mi 9/9SE/Lite/Pro 5G
- Xiaomi Mi Max/Mix2
- Xiaomi Mi Mix/Mix2/Mix2s/Mix3/Mix Alpha
- Xiaomi Mi Note/Note2/Note3
ミドルスペックスマホ「Redmi(紅米)」シリーズ
- Xiaomi Redmi/1s
- Xiaomi Redmi 2/2a
- Xiaomi Redmi 3/3a/3X
- Xiaomi Redmi 4
- Xiaomi Redmi Pro
- Xiaomi Redmi Pro Exclusive Edition
- Xiaomi Redmi Note
- Xiaomi Redmi Note 2
- Xiaomi Redmi Note 3
- Xiaomi Redmi Note 4
- Xiaomi Redmi Note 5/5Plus
- Xiaomi Redmi Note 6 Pro
- Xiaomi Redmi Note 7/7 Pro
- Xiaomi Redmi Note 8/8 Pro
おまけ
ゲーミングスマホ「Black Shark」シリーズ
- Xiaomi Black Shark
- Xiaomi Black Shark 2/2 Pro
Xiaomi スマートウォッチ
Mi スマートバンド4 5つのメリット
- 多彩にカラーバリエーション
- フルカラーAMOLEDタッチディスプレイ
- 着信通話・メッセージ・音楽再生をコントロール
- 睡眠モニタリング・心拍モニタリング「Mi Fit アプリ」で健康データを管理
- バッテリー持ちは最大20日
シャオミはIoT家電も強い
Xiaomi JAPANの公式ページでは2020年1月現在ではラインナップが少ないが本家HPでは豊富な品揃えが揃っている
【公式】Xiaomi Japan
https://www.mi.com/jp/
シャオミ総合家電の激闘
シャオミでは総合家電を販売しています。日本ではストアが無いため実際に見ることは出来ませんが炊飯器や体組成計・空気清浄機・ロボット掃除機・炊飯器・レンジ・加湿器・ハンディクリーナー・エアコン・ドラム式洗濯機・電動歯ブラシ・シェーバー・ヘアドライヤーなどがオンラインストアで見ることが出来ます。
私が注目したのはドローンやセグウェイでした。
シャオミ 家電製品
- キックボード・セグウェイ・バランスホイール
- Mi HI圧力炊飯器
- Mi 18W「急速充電パワーバンク3」
- Xiaomi スーツケース
- Mi スマート体組成計
- Mi Home Security Camera
- Mi TV
- Xiaomi Mijia
Xiaomi 公式(中国語)
https://list.mi.com
まとめ
シャオミは中国で熱烈なファンの指示の元急成長した企業です。スマホ以外にも家電製品も販売しており、これから始まる5Gに先駆けモノとインターネットがつながる未来を創造しています。スマホの性能はハイスペックなのに価格が安く、家電製品はシンプルなデザインで、日本の「無印良品」を思わせる人気が出ると思います。
日本で低価格帯のスマホが売れている現状に新風を巻き起こすことを期待しています
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