以前、格安SIM事業者として、IIJmioを紹介しました
その中で、ベータ版として提供していたeSIMプランが2020年3月19日に正式版eSIMサービスとして開始ししています。
これまでIIJmioではeSIMプラン(ベータ版)を提供しており、iPad ProのeSIMを使える事は確認済みなので、安心して利用することが出来ます。
それでは、eSIMとその料金に付いて解説します
eSIMとは
国際的に普及しているSIMで,eSIMが内蔵のスマホを利用されている方はウェブサイトで契約するだけですぐに使える便利なSIMです。
eSIM対応スマホの場合、ほとんどがeSIMとは別に通常のチップ(SIM)を挿入する事ができる為、用途に合わせた契約が可能です。
eSIMプランのメリット
IIJmioのeSIMプランはデータを必要な分だけ追加していく事になります。なので、使わない月は数百円で利用できる為データ使用量を節約する事ができます。
IIJmio eSIMプランと大手事業者のデータ追加料金の違い
大手キャリアは1GB1,000円単位の追加が多く、格安SIM事業者では0.5GB500円単位で追加できる事が多いです。そんな中IIJmio ゼロeSIMプランの追加料金は格安となっています。
IIJmioのeSIMデータ料金
1GB/450円
大手キャリアデータチャージ料金
約1GB/1,000円
データプラン ゼロ(eSIM)のデメリット
データ量の繰越は出来ない
チャージしたデータ量は当月末で消滅
データ量が無くなった場合、速度制限ではなくデータ通信が行えなくなります。
設定が必要
eSIMはオンラインで契約出来る反面,自分自身で設定をする必要があります。
ショップなどでサポートを必要とする方にはおすすめしません。
設定と言っても,シムフリー端末にアクティベーションコードを読み込ませるだけなので簡単です。
では,IIJmioのデータプランゼロ(eSIM)のプランを見てましょう
データプラン ゼロ(eSIM)の詳細
月額料金 |
150円/月 |
追加データ量1GB |
300円 |
追加データ量2〜10GB |
450円 |
プロファイルの再発行手数料 |
0円 |
初回費用として
初期費用:3,000円
Simプロファイル1つあたり200円(SIMカード発行手数料のようなもの)
eSIMベータ版と正式版を比較
音声通話やSMSは使えないのは同条件だけど,ベータ版ではデータ6GBのパッケージプランで料金は1,520円/月
正式版は追加データ追加データという形で、使用データをコントロール出来る。
正式版と同じ6GB利用したい場合は、
150+300+(450x5GB)=2,700円
となる為、料金は高くなっている。
あくまで以前のベータ版のプランは通信エラーなどのリスクを考慮したプランなので,新プランへの変更は利用頻度で考えると良いでしょう。
iPhone・iPad Proの設定方法
手順は3つ
①事前準備
eSIM対応のiPhone・iPad ProのSIMロック解除を済ませておく。
②Web申し込み
必要なもの
本人名義のクレジットカード・インターネット環境とパソコンなど
・メールアドレス
③iPhone・iPad Proの設定
メールでアクティベーションコード(QRコード)が送られてくるのでパソコンなどで表示し,Wi-Fi接続した利用端末で読み込む。(アクティベーションコードはIIJmio会員ページより確認可能)
準備が整ったら,後は【クーポン】と呼ばれる追加データ量を購入すると利用ができるようになります
詳しい詳細はこちら
【体験談】iPad Pro(第2世代)で利用してみた
今までデータシェアなどでスマホと同じデータ量を一緒に使うことで節約していましたが,そもそもWi-Fi環境があるとあまり使わない事に気付きました。
例えば,ドコモの場合だと,タブレットのデータシムは1,000円で使うことが出来ますが,1GBも使わない月はもったいないです。
iPadはほとんど家や職場で使う方は,Wi-Fi環境があると思いますので,この支払いは無駄になります。
そこでIIJmioのデータプランゼロ(eSIM)は必要な時にチャージするだけで使えるので便利です。
注意して欲しいのは,データが無くなるとデータ通信が出来なくなるので,チャージも行えなくなってしまいます。ゆとりを持ったチャージをオススメします。
(資料を受け取るときに使用して失敗しました汗)
詳しくはの公式ページを見てね
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