ワイモバイルは9月9日、10月からの電波通信事業法の改正に伴い「新プラン」を発表しました
しかし、内容をよく見ていくと9月中に乗り換え・新規契約する方は割高になっている事が分かる。割高であれば9月中に乗り換えをする方が良いが実際どのくらいの差なのか?
今回はその割高になっている理由を解説していきます
ワイモバイル新プラン
ワイモバイルの新プランは10月1日から適用される、一部プラン変更受付は9月12日から行っている。
ベースとなっているのは「スマホベーシックプラン」
元々ワイモバイルでは2年契約縛りなしの「ベーシックプラン」があり2年縛りとの金額差は2,500円と高額であった
要はベーシックプランを改正し今回の新プランとして発表した流れと考える。これに合わせ「スマホプラン」2年自動更新型プランを廃止し1本化した為、実質「契約解除料不要」が完成する
新スマホベーシックプランと旧スマホプランの比較
最大12%安くなるけど
ちょっと待って!
「スマホプランL」の受付が終了し「スマホプランR」が発表されているが、今回は現状の「スマホプランS」と「スマホプランM」を注力して見て頂きたい。
下の表で解説します。(ワンキュッパ割or新規割+おうち割(A)適用で算出)
最安料金(6ヶ月)
ワンキュッパ割1,000円/12ヶ月
新規割700円/6ヶ月
スマホプラン | スマホベーシック 新プラン | 差額 | |
Sプラン | 1,480円 | 1,480円 | 同額 |
Mプラン | 2,280円 | 2,480円 | 200円割高 |
Rプラン | なし | 3,480円 | なし |
Lプラン | 3,980円 | なし |
最安料金(13ヶ月以降〜)
ワンキュッパ割・新規割が終了時
スマホプラン | スマホベーシック 新プラン | 差額 | |
Sプラン | 2,480円 | 2,180円 | 300円割安 |
Mプラン | 3,280円 | 3,180円 | 100円割安 |
Rプラン | なし | 4,180円 | なし |
Lプラン | 4,980円 | なし |
2つの表で分かる事は
割引キャンペーンの違いだよ
分かりづらいので2年間の総支払額で比較
スマホプラン | スマホベーシック 新プラン | 差額 | |
Sプラン | 47,520円 | 48,120円 | 600円割高 |
Mプラン | 66,720円 | 72,120円 | 5,400円割高 |
Rプラン | なし | 96,120円 | なし |
Lプラン | 107,520円 | なし |
やっぱり高くなってるよ
2年間利用で新スマホベーシックプランが高い事が分かるがスマホプランでは2年未満の解約・変更では解除料9,500円がかかるが、2年以上の旧プラン利用者は新プランへの変更時の解除料9,500円が免除される
もし、2年後に乗り換えない場合はベーシックプランへ変更すれば良いよ
新プランに伴う割引の廃止
10月1日より新プラン申し込み開始と共に、新規加入特典と光回線の割引額が変更
新規・乗り換え特典
スマホプラン | 新スマホベーシックプラン | |
ワンキュッパ割 | 1,000円/12ヶ月 | なし |
新規割 | なし | 700円/6ヶ月 |
総割引額 | 12,000円 | 4,200円 |
旧スマホプランの「ワンキュッパ割」が大きく割引されている
回線セット割引
おうち割(A) | スマホプラン | 新スマホベーシックプラン |
Sプラン | 500円 | 500円 |
Mプラン | 700円 | 500円 |
Rプラン | なし | 500円 |
Lプラン | 1,000円 | なし |
Mプランの利用者はおうち割が減額になるが新スマホベーシックプランの方が安いため2年以上の契約者であれば新プランへ変更することをオススメする
ひかりの割引以外の割引が終了していたら
新プランの方が安いので変更手続きがお得です
端末購入について
Android One S5を例に割高感を分析します
変更前:49,200円(一括払い)
月額割引:1,700円x24回
実質負担金:350円x24回=8,400円(税込9,072円)
変更後:29,455円(予定)
これは「月額割引」の有無が大きく影響しているため、一見端末代金が大幅に下がっているように見えるが大きく値上がりしている。
10月前の駆け込み需要に合わせ、現在オンラインショップではタイムセールや一括○円販売など行っており、品薄状態となっている。
オンラインショップはこちらY!mobileオンラインストア
月末ギリギリまで乗り換えを待つのはオススメしない
2019年10月になると実質値上がり⁉︎
値上がり要素は2つ「端末代金」と「割引キャンペーン」の有無
次はスマートフォンを中心に考えていきましょう
端末セット契約
上の方の表を参考に「AndroidOne S5」を例に2年間の総額を計算
スマホプラン | 端末代金 (実質) | 新ベーシック プラン | 10月より 端末代金 | |
Sプラン | 47,520円 | 9,072円 | 48,120円 | 29,455円 |
Mプラン | 66,720円 | 9,072円 | 72,120円 | 29,455円 |
Rプラン | なし | 9,072円 | 96,120円 | 29,455円 |
Lプラン | 107,520円 | 9,072円 | なし |
【Mプランより】
新ベーシックM:72,120円+29,455円=101,575円
スマホプランM【75,792円】<新ベーシックM【101,575円】
9月前に乗り換えた方が安いね
SIM単体契約
現在使用しているスマホを利用する場合。もしくは、スマホ本体を自身で用意した場合の契約には割引が適用される。
(ソフトバンク以外の乗り換え・新規)【割引額】
Sプラン:400円x24ヶ月
M、Lプラン:600円x24ヶ月
それでは同様に計算
スマホプラン | 割引額 | 総支払額 | 新ベーシック プラン | |
Sプラン | 47,520円 | 9600円 | 37,920円 | 48,120円 |
Mプラン | 66,720円 | 14,400円 | 52,320円 | 72,120円 |
Rプラン | なし | なし | なし | 96,120円 |
Lプラン | 107,520円 | 14,400円 | 93,120円 | なし |
【Mプランより】
新ベーシックM: 72,120円
スマホプランM【52,320円】<新ベーシックM【72,120円】
今使っているスマホで乗り換えても
ずっと安くなるね
ワイモバイル機種変更
ワイモバイルで機種変更した場合「ワンキュッパ割」が適用できず料金プランと端末代金も現状割高なのでキャンペーン次第となる
公式のオンラインショップでタイムセールなどキャンペーンを9月末まで行っているので、こちらを参照に検討して頂きたい
Y!mobileオンラインストア
今使っているスマホに不満がないようであれば、10月以降にプラン変更をオススメする
旧プランから新プランへ変更の3つの注意ポイント
新プランではキャンペーンや割引が適用外となる為、変更には注意が必要です。
旧プランで「ワンキュッパ割」適用中の方
ワンキュッパ割は新プラン適用外の為、割引が終了する
旧プランで「月額割引(機種セット割引)」適用中の方
月額割は新プラン適用外の為、割引が終了する
ワイモバイルの契約が2年未満の方
契約タイプが異なる為2年契約の解約に当たる為、解除料9,500円が発生する。
新プランの特例条件の「2年以上契約者」であれば除外される。
2年未満の方の変更はオススメしない
どうすれば良いか
9月末までに契約された方は、2年間は使用する。目安は機種代金の支払い完了までは現状プランの方が割安のため、他キャリアへの「魅力的な乗り換えキャンペーン」が無い場合は現状維持が好ましい。
ワイモバイルと他キャリアと新プラン対決!
作成中
10月以降の乗り換えに暗雲が・・・。
ここまで説明してきた通り、割高なのはわかっていただけたでしょうか?
これまでの携帯業界の流れでキャンペーンを見込めるタイミングは年末と学割であるが、還元額は年々減少している。更に追い討ちを入れているのは10月の法改正である。今まで恵まれていたことに気づくことになる。
海外では5Gがすぐそこに
最近の海外では5G対応のスマホが次々発売されているが機種代金は高額だ。日本の5Gインフラは世界的に見て遅延しているようだが、すぐに5Gスマホが当たり前の時代が来るでしょう。
これから2年間
今発売されているスマホは5Gには対応していないが、今5G対応のスマホを購入しても環境が整っていない。では2年後ならどうでしょう。
これから5Gスマホが「必要になったら購入する」という考えであれば、今が替え時だと考えます。
最新の高性能スマホも年々進化しても、2年後は値引きされています。
今お使いのスマホが2年以上使っているのであれば2年後から見れば4年前のスマホとなるでしょう。
この9月のタイミングはターニングポイントです。よく検討すると良いです
ワイモバイルユーザーのメリット
ワイモバイルはソフトバングループの会社です。現在進行中のソフトバンク経済圏の恩恵をワイモバイルユーザーも受ける事ができます。
ソフトバンク経済圏の記事はこちら
節約上手な方は知っている!「PayPay経済圏」
政府が国を挙げて取り組む「キャッシュレス時代」ワイモバイルも「PayPay還元」を利用する事ができます。
更にワイモバイルの「Y」は株主のヤフージャパンが影響しているため、「ヤフーカード」の恩恵も受ける事ができます。
この2つを組み合わせると、通常支払いから得られる還元ポイントが大幅にアップします。これはユーザーの特権です。
更に2019年10月からの「消費税増税」対策のポイント還元を受けるためにも「キャッシュレス」が必要です
貯めたポイントの使い道は日々拡大されており、ポイントがお金のように使える経済圏が広がり便利になっていきます。
スマホと合わせて、まだ始めていない人はチャレンジして見ましょう。
最後に、9月中が乗り換えのターニングポイント
10月の電波通信事業法の改正と消費税の増税で家計を圧迫していきます。少しでも支出を安く抑えるにはスマホ料金の節約が効果的です。
これが最後になるかもしれない乗り換えタイミングです。
ワイモバイルは他のMVNと違い実売店舗もあり相談できます。
不安な方はこちらからご相談ください。
Y!mobile
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