ドコモ光・フレッツ光クロス10Gbps開始!

【ドコモ光】フレッツ光クロスWi-Fi格安情報

2020年4月1日からドコモ光が10Gbpsの光通信回線のプランを開始。

東日本の提供エリアは東京23区から,西日本は大阪・名古屋から順次拡大予定。
1Gbpsの光回線を導入済みのユーザーが変更する場合は機器交換などの費用が発生するようです。

今回の10Gbps超高速回線の提供は固定回線の提供元【NTT東日本・西日本】が高速回線提供を始めた為,ドコモ光だけではなく同じNTT回線を利用しているコラボ事業者(ソフトバンク光やSo-net光・BIGLOBE光など)も順次対応していくようです。
(2020/03/17現在)

それでは,NTT光回線10Gbpsの超高速固定回線の提供サービスを見ていきます。

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フレッツ光クロス10Gbps 4月1日より提供開始

フレッツ光クロスイメージ

参照元:NTT報道発表資料より

モバイル5G通信が2020年春より提供開始。

他キャリアよりも早く3月27日よりソフトバンクは5G通信開始を発表。
【5G通信速度は2Gbps】

2020年3月現在の光回線の通信回線提供速度は1Gbps,それを超える通信速度を第5世代のモバイル通信で可能となる。
年々高まるトラフィック増加に対し,元国営事業の日本電電(NTT)が動き出した。

(※通信速度は事業者発表の速度であり,実際の回線速度ではありません)

サービス名「フレッツ光クロス」

2020年4月1日より

通信速度上り・下り最大概ね10Gbps
【フレッツ光クロス(FTTHアクセスサービス)】

を提供開始

フレッツ光クロスの提供背景

  • 高精細4K・8K映像のコンテンツの高品質化
  • オンラインゲームやxR(VR・AR・MR)技術を用いた大容量データ通信サービスを必要とされる
  • モバイル事業者による第5世代通信(5G)の提供開始
  • Wi-Fi6の登場による家庭内無線LAN環境の高速化
  • 現状サービス(1Gbps)を超える通信環境を求めるユーザーの増加

フレッツ光クロスへ提供エリア

NTT東日本とNTT西日本の提供エリアは主要都市からのスタートのようです。

NTT東日本エリア

NTT東日本東京23区の一部より順次拡大

(足立区、杉並区、江戸川区、練馬区、世田谷区、葛飾区、大田区、板橋区の一部から提供開始予定)

NTT西日本エリア

NTT西日本大阪市および名古屋市

提供エリア内であっても、お客さまの建物設備等の状況により、サービスをご利用できない場合があります。

項目内容
サービス名称フレッツ 光クロス※3
最大通信速度上り/下り最大概ね10Gbps※1
ISP接続方式IPoE方式※4※5
フレッツ 光クロス対応
レンタルルータ
(オプション)※6
10GBASE-T対応

Wi-Fi6対応<Draft IEEE802.11ax対応>
(最大通信速度上リ/下り2.4Gbps)※7

ご利用可能なオプション
サービス※6
フレッツ・テレビ等、従来のフレッツ光にて利用可能な
各種オプションサービスを利用可能(一部を除く)※8

※1最大概ね10Gbpsとは、技術規格上の最大値であり、実際の通信速度を示すものではありません。本技術規格においては、通信品質確保等に必要なデータが付与されるため、実際の通信速度の最大値は、技術規格上の最大値より十数%程度低下します。また、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様など)や回線の混雑状況などにより大幅に低下することがあります。

※3NTT西日本は、フレッツ 光クロスファミリータイプとして提供します。

※4PPPoE方式については、準備が整い次第提供予定となります。

※5インターネットをご利用いただくためには、IPoE方式に対応したプロバイダ契約が必要となります。詳細は各ISP事業者さまへお問い合わせください。

※6オプションサービスをご利用いただくには別途ご契約が必要となります。

※7機器仕様上の最大値になります。Draft IEEE802.11ax以外にも、IEEE802.11a/b/g/n/acでの接続も可能です。なお、お客さまがご利用になるWi-Fi対応機器は、IEEE802.11a/b/g/n/ac・Draft IEEE802.11axのいずれかに準拠している必要があります。

※8「フレッツ・VPNワイド」「フレッツ・VPNプライオ」「ひかり電話」等はご利用いただけません。

フレッツ光クロスで利用可能なオプションサービス

下記の中に「ひかり電話」がありません。ひかり電話については今後対応予定とのこと,導入時は非対応となるようです。

NTT東日本NTT西日本
24時間出張修理オプション
フレッツ・テレビ伝送サービス
リモートサポートサービス
訪問サポートサービス
セットアップサービス
なおせ~る/なおせ~るPRO
オフィスまるごとサポート
ITサポート&セキュリティ
24時間出張修理オプション
フレッツ・テレビ伝送サービス※1
リモートサポートサービス
訪問サポートサービス
セットアップサービス
フレッツ・v6オプション

フレッツ光クロス料金プランと初期導入費用・月額利用料

月額料金はフレッツ光クロスで6,300円(税込6,930円)
別途レンタルルータも提供される。

更に、この金額とは別にプロバイダ料金がかかるので注意。

導入時のキャンペーンとしてNTT東日本では「クロススタート割(1,200円/30ヶ月)」を実施する。

フレッツ光クロス月額利用料6,300円
(税込 6,930円)
初期費用契約料:800円
(税込 880円)工事費:18,000円
(税込 19,800円)※9
フレッツ光クロス対応
レンタルルータ
月額利用料500円(税込 550円)
初期費用<お客さまにて設置・
設定いただく場合>
無料<弊社で設置・設定を
行う場合※10>
機器設置費:1,500円
(税込 1,650円)機器設定費:1,000円
(税込 1,100円)※11

フレッツ光クロス導入初期費用

契約料  800円

工事費  18,000円
(分割工事:初回3,000円+2回目以降500円x30ヶ月)

その他にも,この費用とは別に工事が土日休日の場合は別途料金3,000円が初回請求に加算されます。

フレッツ光クロス対応レンタルルータ初期費用

レンタルルータはオプションとなる為,レンタルルータ自体不要な方は発生しません。
更に,自身で設置・設定される場合も不要です。
この工事の中にはプロバイダ情報の設定などは含まれていません。

設置工事費用   1,500円
設定工事費用   1,000円

フレッツ光クロス対応プロバイダ

プロバイダは単独で契約する必要あります。
(+フレッツ光クロス税込6,930円)

光コラボ事業者なら不要な手続きは省略出来ます

10Gbps対応コラボ事業者(2020/03/17時点)

【コラボ事業者】
ドコモ光

ドコモ光タイプA
ドコモnet、plala、GMOとくとくBB、andline、hi-ho
ドコモ光タイプB
BB.excite、ASAHIネット

順次更新予定”

フレッツ光クロスを活かすための機器

無線ルータのWi-Fi規格に注意しましょう

10Gbpsの無線を伝送するための規格は「Wi-Fi6」が好ましいです。
合わせて受信側も対応していなければ問題外です

Wi-Fi規格呼び名理論上の最高速度
IEEE 802.11a54Mbps
IEEE 802.11b11Mbps
IEEE 802.11g54Mbps
IEEE 802.11nWi-Fi4600Mbps
IEEE 802.11acWi-Fi56,900Mbps
IEEE 802.11axWi-Fi69,600Mbps

有線LANポートは【10GBASE-T】かつLANケーブルが【カテゴリ6e】以上が必要です。

カテゴリ(CAT)通信速度伝送帯域
CAT5100Mbps100MHz
CAT5e1 Gbps100MHz
CAT61 Gbps250MHz
CAT6A(6e)10 Gbps500MHz
CAT710 Gbps600MHz
CAT7A10 Gbps1,000MHz

その他にも,ご自身のパソコンなどの機器の見直しを行う必要があります。

フレッツ光クロスのISP接続方式は IPv6【IPoE方式】

フレッツ光クロスのISP接続方式はIPv6【IPoE方式】

インターネットに接続する場合,NTT東西の回線接続サービスは
NTT東西が運営するネットワーク「NGN(Next Generation Network)」とISP(Internet Service Provider)ネットワークが分かれている。

ユーザーのパソコンからONUを通り,NTTネットワーク「NGN」からISPネットワークに接続する方法が2つ用意されている。

【PPPoE方式】
フレッツADSL時代より利用されている接続方式
【IPoE方式】
フレッツ光ネクスト(光回線)時代から導入された接続方式

上の画像で見ていただいてもわかるように,【PPPoE方式】と【IPoE方式】では接続方式が違うために,ISPがそれぞれの接続方式を用意しなければならない。

しかし,2020年4月1日フレッツ光クロス提供開始までに間に合わず【PPPoE方式】は順次対応と言う形となっている。

【PPPoE方式】が遅れた結果

コラボ事業者はプロバイダ事業者(ISP)がほとんどであるため,【PPPoE方式】のプロバイダはフレッツ光クロスを導入することが出来ない。

結果,4月1日より提供開始が可能なコラボ事業者が少ない形となってしまっている。

ISP側でも新たに【IPoE方式】を導入するコストが発生することは明らかな為,NTTへ【PPPoE方式】の導入を要望し,
NTTは【PPPoE方式】の構築を進めている。しかし,4月1日に間に合わず,現在では提供開始時期「未定」となっている。

現在,NTTのインターネット回線契約中の方がすぐに10Gbpsのフレッツ光クロスを体感できるのはまだ先となりそうだ。

フレッツ光1Gbpsからフレッツ光クロスへ変更するにはどうしたらいいの?(品目変更)

NTT東日本の場合

フレッツ光ネクスト・フレッツ光ライトからの品目変更には費用がかかります。

光回線終端装置(ONU)の交換が必要になる為、派遣工事対応となり

屋内配線工事が不要な場合7,600円
配線工事となると18,000円(満額)

かかります

NTT西日本の場合

品目変更はできない為、現状の契約を解約し新たに契約となるようです。

【おまけ】マンションタイプのユーザーはサービス変更が困難

NTT東西でマンションタイプの提供は市場動向次第との事で提供なし。

アパートの管理者と相談で直接戸建同様に回線工事を行う形となるようです

料金はもちろん戸建てプランと同額です

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