2020年3月12日 新料金プラン開始
ソフトバンクが新料金「メリハリプラン」「ミニフィットプラン」を3月12日に提供開始。
割引前の月額料金は以下のようになります
・ミニフィットプラン3,980円〜
これにより、「ウルトラギガモンスター+」「ミニモンスター」は受付終了になります。なお、音声オプションの「通話定額オプション」も変更されているのでこちらも合わせて内容を見ていきましょう。
ソフトバンクの料金プランの仕組み
ソフトバンクの料金プランは「基本プラン(契約利用料)」と「データプラン」がセットで表記した月額利用料金となっています。
なので、今回の「メリハリプラン」と「ミニフィットプラン」は音声とデータのセットプランとなります
・「ミニフィットプラン」は5GBまでの3段階の従量制
メリハリプランとは
メリハリプランは今までの「ウルトラギガモンスター+」の後継プランになります。
基本プラン | データ50GB利用料金 | 合計 | |
ウルトラギガ モンスター+ |
980 | データ50 6,500 |
7,480 |
メリハリプラン | 980 | データプランメリハリ 6,500 |
7,480 |
基本の料金変更はありません。
データ使用について「ウルトラギガモンスター+」と同様に「動画SNS放題」も適用されます。
動画SNS放題対象サービス
YouTube、Amazon Prime Video、AbemaTV、TVer、GYAO!、kurashiru、Hulu、スタディサプリ/スタディサプリ English、LINE、Twitter、Instagram、Facebook、TikTok
注意:動画SNS放題の対象外になるサービスはこちら
メリハリプランの月額割引ポイント
変更ポイントは「当月のデータ使用量が2GB以下」の場合、月額料金を1,500円割引を自動で適用されます。
しかし、2GBのカウント条件には「動画SNS放題」の対象サービスの利用分を含むので注意が必要になります。
その他の割引面では「おうち割光セット」は適用される為、1,000円の割引が受けられます。更に「みんな家族割+」で対象プランの人数で最大2,000円の割引が受けられます。
ミニフィットプランとは
ライトユーザー向けのプランで「ミニモンスター」の後継プランです
以前のミニモンスターでは、50GBまで速度制限は有りませんでしたが、「ミニフィットプラン」は5GBまでとなっています。
【ミニフィットプラン】は「基本プラン」と「データミニフィット」の総称です。
基本 プラン |
〜1GB | 〜2GB | 〜5GB | 〜50GB | |
ミニモンスター | 980 | 3,000 | 5,000 | 6,500 | 7,500 |
合計 | 3,980 | 5,980 | 7,480 | 8,480 | |
ミニフィット プラン |
980 | 3,000 | 5,000 | 6,500 | なし |
合計 | 3,980 | 5,980 | 7,480 |
メリハリプランの月額割引ポイント
割引面では「おうち割光セット」は適用される為、1,000円の割引が受けられるます。「みんな家族割+」はカウント対象ですが割引はありません。なので、今までの「ミニモンスター」と変更はありません。
音声通話「定額オプション+」の変更点
音声通話をよくされる方は「1回の通話かけ放題(※)」の定額オプションをつける事ができ、そのオプションは2種類提供されています。
・国内通話24時間し放題の「定額オプション」+1,500円/月
2020年3月12日からは料金とサービス内容の2点変更されます
(※) 国際通話や通話先が通話料金を設定している電話番号(「0570」「0180」で始まるもの)など、(準)定額オプション対象外
【通話定額オプションの変更点1】料金値上げ
各定額オプション料金が300円値上げになります
定額オプション1,500円 →【定額オプション+】1,800円
300円の値上げの理由として、定額オプション内に音声オプションサービスが追加されています
【通話定額オプションの変更点2】音声オプションサービスの追加
以前の通話定額オプションに4つの音声オプションサービスが追加されました。
・割込通話(月額200円)
・グループ通話(月額200円)
・一定額ストップサービス(月額100円)
合計800円分の音声オプションサービスが利用可能になります。
音声定額オプションの筆者の所感
定額オプションの値上げについては好感が持てなかった。なぜなら、利用していないサービスだからだ。
留守番電話プラス(月額300円)
かかってきた電話は折返しする為センターに聞くことは無い。用件はメールやSMSが主流。
割込通話(月額200円)
通話中に電話がかかってきても優先順位で切り分ける事がない。仕事関係の電話以外は長電話する事がないから、通話中に着信を受けた経験が少ない。
グループ通話(月額200円)
複数人の通話は別アプリで対応している。(SkypeやLINEなど)
一定額ストップサービス(月額100円)
子どものスマホに設定しているが、アプリ課金には対応していないので、通話料金を超えないように使用している。
これらの音声オプションサービスはソフトバンクの「〜基本パック」で500円のオプションパックで利用可能な内容でした。
iPhone基本パックやAndroid基本パックとの違い
上記の音声オプションサービスの他に5つ、合計9つのサービスがセットで提供されていたのが「〜基本パック」です。
その他5つのオプションサービス
- 紛失ケータイ捜索サービス(基本パック限定)
- 迷惑電話ブロック(300円)
- 位置ナビみまもりマップ(200円)
- セキュリティチェッカー(アプリ内課金350円)
- 詐欺ウォール(アプリ内課金120円)
スマホのセキュリティ関連が主な内容となり、その中でも「紛失ケータイ捜索サービス」は人気がありましたが、現在のスマホでは、iPhoneは「探す」Androidは「Googleディバイスを探す」などの利用を推奨している為、影が薄くなりました。これらのオプションサービスは今回の「定額オプション+」では除外されています。
定額オプション+で基本パックは継続出来ない
各「定額オプション+」を契約した場合、基本パックの利用継続が不可となります。プラン変更する方は注意が必要です。
まとめ
「メリハリプラン」は家族3人以上でスマホ利用にストレスを無くし、データ利用の少ない(2GB未満)家族がお得になるプラン、そしてプラン変更の手間無く月額料金が調整出来ます。
利用環境の変化(WiFi導入)などで月のデータ利用量を2GBまでに制限が可能な方は1,500円の割引が受けられる為、ミニフィットプラン2GBと同額になります。
基本プラン | 〜1GB | 〜2GB | 〜5GB | 〜50GB | |
メリハリプラン | 980 | 6,500 | |||
おうち割光セット | 1,000 | 1,000 | 1,000 | 1,000 | |
2GB以下 | 1,500 | 1,500 | なし | ||
合計 | 4,980 | 6,480 | |||
ミニフィット
プラン |
980 | 3,000 | 5,000 | 6,500 | なし |
おうち割光セット | 1,000 | 1,000 | 1,000 | ||
合計 | 2,980 | 4,980 | 6,480 | ||
この差2,000円 |
みんな家族割+適用の場合
更にメリハリプランであれば「みんな家族割+」が適用され2人500円、3人1,500円、4人なら2,000円割引となり、4人以上ならミニフィットプラン1GBまでの料金と同額になる(2,980円)
家族数 | 1人 | 2人 | 3人 | 4人〜 |
メリハリプラン | 7,480(980円+6,500円) | |||
おうち割光セット | 1,000 | |||
2GB以下 | 1,500 | |||
みんな家族割+ | 0 | 500 | 1,500 | 2,000 |
合計 | 4,980 | 4,480 | 3,480 | 2,980 |
新料金プランの3つの注意
・ライトユーザー向け「ミニフィットプラン」は5GBまで
・半年おトク割(12ヶ月→6ヶ月)1,000円割引
ミニフィットプランを選ぶ理由
私には余程の事でない限り選ぶ理由が思い当たらない。データ利用量の上限を決めて(5GBまで)契約出来るが、月額料金が「メリハリプラン」と同額(6,480円)な為【5GBの利用制限をかける理由】が現状分からない。
更に視野を広く考えると2GBまでの利用ならば、同じソフトバンクグループのY!mobileが提供している「ベーシックプランS」の方が10分以内の通話定額オプションも含み3GBまでのデータ利用可能で2,680円。更に、おうち割光セットで500円割引が付くので2,180円の方がお得では無いでしょうか?
今回のソフトバンクの思惑
「料金プランをシンプルに!」
メインプランは「メリハリプラン」家族複数契約であれば、プラン変更不要。単独契約者の為の「ミニフィットプラン」。この考えならばユーザーの選択肢は、
・単独契約はワイモバイル
と切り分けた考えが出来る。
それでもソフトバンクで家族3人以上でまとめている方は
1GB以上の家族はメリハリプラン
となります
1人の単独契約は他の格安シム事業者が乱立している状況なので、「LINEモバイル 」や「楽天モバイル 」「」など検討するのが正解なのかもしれない。
参考画像:ソフトバンク公式HP
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